墓参りに行かない若者が増えている?実態や寺離れを防ぐための対策

墓参りに行かない若者は増えているのか

近年、墓参りに行かない若者が増えていると言われています。

かつてはお盆やお彼岸などの節目に家族で墓参りをするのが一般的でした。

しかし、現代ではライフスタイルや宗教観の変化によりその習慣が薄れ、お墓の管理や供養を負担に思う人も増えています。

このような社会情勢の中、お墓に関する悩みを解決できるお墓として、お墓の管理や供養を寺院に任せられる永代供養墓や樹木葬のニーズも高まっています。

この記事では、墓参りに行かない若者は増えているのか?その実態や理由、背景について詳しく解説します。

また、墓参りに行かない人にも安心してもらえる、エータイの永代供養墓や樹木葬についても合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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墓参りに行かない若者は増えている?

近年、墓参りに行かない若者が増えていると言われています。実態はどうなのでしょうか?

かつては家族での墓参りが習慣として根付いていましたが、ライフスタイルや価値観の多様化により、若い世代の間ではお墓との距離が広がっているのが現状です。

日用品流通の情報基盤を運営するプラネットによる「あなたは墓参りに行く習慣がありますか」という調査で、「墓参りに行かない」と回答した人の年代別の割合は以下のようになっています。

年代男性女性
20代47.1%51.7%
30代56.7%50.4%
40代45.2%44.4%
50代34.3%37.7%
60代26.2%26.9%
70代22.9%21.4%

この調査では、20代~40代は“行かない”が概ね半数前後は、墓参りに行く習慣がないことがわかります。

20代の若者だけでなく、今後お墓を管理する中心となっていく世代も、墓参りに行く習慣がない人が多いことから、社会全体としてお墓との関わり方が変化していると言えます。

若者が墓参りに行かない理由

若者が墓参りに足が向きにくい理由として、時間的・物理的な距離の問題や精神的なものが挙げられます。

ここでは、若者が墓参りに行かない理由について詳しく解説します。

子育てや仕事が忙しく時間がない

現代の若者は、仕事や家庭に追われ、自由な時間を確保するのが難しい状況にあります。

特に子育て世代は、週末も子どもの世話や習い事で予定が埋まりがちで、時間的な余裕がないという人も多くなっています。

このように毎日の時間的な余裕がない中で、墓参りに行くことが後回しになってしまう例も少なくありません。

お墓が遠い

地方にお墓がある場合、物理的な距離が大きなハードルになります。

多くの若者は都市部に住んでおり、実家のお墓が遠く、飛行機や新幹線を利用しないと行けない、というケースも珍しくありません。

墓参りに必要な交通費や移動時間の負担を考えると、墓参りは難しいと考える人も増えているのでしょう。

お墓の管理が大変

お墓の管理は墓石の掃除や草むしりなどの手間と時間がかかります。

お盆の時期は猛暑のため、短時間であっても大きな負担になる場合も多くなっています。

また、代々のお墓を引き継ぐ立場になると、責任感やプレッシャーを感じてしまい、逆にお墓から足が遠のいてしまうこともあります。

加えて、お墓を維持するには、一般的に年間管理費がかかります。お墓を維持するための費用負担も、若者にとっては大きな悩みの種となっています。

墓参りのきっかけがない

家族で一緒に墓参りに行く習慣がなくなってきたことも、若者がお墓に足を運ばない理由のひとつです。

小さいころから墓参りを経験していないと、そもそも「墓参りに行こう」という発想が生まれにくくなってしまいます。

また、命日やお盆などの節目を意識しない人が増えてきたことも、墓参りが少なくなっている要因と言えます。

若者の宗教離れの実態は?

NHK放送文化研究所が参加しているISSP(International Social Survey Programme)が行った調査「日本人の宗教意識や行動がどう変わったか」によると、「普段信仰している宗教がある」という人は以下のように36%にとどまっています。

信仰している宗教がある36%(仏教31%・キリスト教1%・神道1%)
信仰している宗教がない62%

また、信仰心がまったくないと答えた人は、18~39歳の男性では42%、女性では34%

となっており、今後お墓を引き継いでいく世代において、宗教離れが進んでいるといえます。

ただし、墓参りの習慣がない人や、無宗教の人であっても、安心して眠れるお墓は必要です。

今後は変化する社会の実情に合わせて、求められるお墓のかたちが変化していくと考えられます。

墓参りの負担を減らせるお墓とは

東勝寺_永代供養墓墓域

墓参りに行く時間が取れなかったり、遠方のお墓まで足を運ぶのが難しかったりする人にとって、お墓の維持や管理は大きな負担になります。

そのような中、現代のライフスタイルに合わせて、お墓の管理や供養を永代にわたって寺院に任せられる「永代供養」という供養方法が注目されています。

ここでは、若者の墓参りの管理・維持負担を減らせる代表的なお墓の種類についてご紹介します。

永代供養墓

永代供養墓とは、お墓の供養や管理を永代にわたって寺院に任せられる「永代供養」のお墓のことを言います。

永代供養墓では、家族に代わって寺院がきちんとお墓の管理や供養を行うため、定期的に墓参りに行けない人でも安心です。

永代供養墓はお墓の継承者がいない人や、墓参りの負担を減らしたい人、お墓が荒れて無縁仏になってしまうのを防ぎたい人などに人気があります。

また、永代供養墓の費用は一般的なお墓よりも安く抑えられるケースが多く、「お墓の費用をできるだけ減らしたい」という人にも選ばれています。

樹木葬

樹木葬は、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とし、自然の中に埋葬する新しいスタイルのお墓です。

自然志向の人や、形式にとらわれずに自分が選んだ場所で静かに眠りたいという人に選ばれています。

樹木葬も、永代供養である場合が多いため、お墓の管理や供養を寺院に任せられます。

定期的に墓参りに行かなくてもお墓はきれいに保たれますし、合同法要などの定期的な供養がある場合も多くなっています。

このように、樹木葬も墓参りに行かない若者にとって、安心できるお墓のかたちと言えます。

納骨堂

納骨堂とは、遺骨を屋内の設備に安置するタイプのお墓をいいます。

納骨堂は都市部に多く、駅から近い場合も多いため、アクセスが良く、墓参りしやすいことが魅力です。

ロッカー式や自動搬送式など、納骨堂にはさまざまな種類があるため、自分たちのライフスタイルに合ったスタイルを選べるのもメリットです。

ただし、納骨堂は永代供養がついてないケースもあり、お墓の供養や管理を自分達で行わなければならない場合もあります。

お墓の管理や供養を寺院に任せたい場合は、永代供養かどうかを事前に確認するようにしましょう。

寺院がエータイの永代供養墓や樹木葬を導入するメリット

20代~50代の「墓参りに行く習慣がない」という人々のニーズを満たすお墓として、

お墓の管理や供養を寺院に任せられて安心感を得られる「永代供養墓」や「樹木葬」の需要は今後も増えていくと予想できます。

ここでは、寺院がエータイの永代供養墓や樹木葬を導入するメリットについて、くわしく紹介します。

初期投資が不要

エータイの永代供養墓や樹木葬を導入する大きなメリットは、初期投資が不要なことです。

一般的な永代供養墓の導入では、数百万円というまとまった初期投資が必要なことがリスクのひとつとされています。

永代供養墓が売れず資金回収ができないと、資金難に陥り、寺院経営に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。

一方で、エータイの永代供養墓や樹木葬の導入では初期費用が不要なため、寺院経営に負担がかからず、キャッシュフローに悪影響を及ぼすことはありません。

寺院がリスクを負うことなく、新しい取り組みにチャレンジできることがエータイの永代供養墓・樹木葬の大きな魅力といえます。

一度に複数の種類のお墓を導入できる

エータイが提供している永代供養のお墓は「永代供養付一般墓」「樹木葬」「合祀墓」と多岐にわたっており、一度に複数の種類のお墓を導入できることが強みです。

永代供養墓を購入するお客様は、複数のお墓を比較して選ぶ傾向があります。

同じ寺院内で比較できる状況を作り出すことで、自分の考えに合ったお墓を選んでもらえ、その結果成約率も上げられるというメリットがあります。

マーケティングから販売まで一任できる

エータイでは、お墓の建立から宣伝広告・販売・清掃等のお墓の管理まですべて任せられることが大きな特徴です。

一般的な墓地経営では、お墓の建立後の宣伝や販売は寺院独自で行うケースが多いものの、マーケティングや販売ノウハウがないため、思ったように販売が進まない場合があります。

エータイであれば、さまざまな成功事例をもとに培ったマーケティングのノウハウがあるため、広範囲にわたる効果的な宣伝等を行い、販売につなげることが可能です。

経験と実績があるエータイにマーケティングから販売まで一任できることも、エータイの永代供養墓や樹木葬を導入する大きなメリットと言えます。

寺院経営者の手間が増えない

エータイの永代供養墓は、墓地開発から販売・管理まですべて一任できるため、寺院経営者様の手間が増えないことも大きなメリットです。

寺院経営者様の本来のお勤めや仕事をおろそかにすることなく、現代のニーズに合ったお墓を導入し収益も増やせるということが、エータイの永代供養墓のメリットといえます。

現在の日々の生活を変えることなく、人々のニーズに応えられる永代供養墓や樹木葬を導入したいと考えている人は、ぜひエータイの資料を取り寄せてみてください。

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寺院がエータイの永代供養墓や樹木葬を導入する流れ

寺院様がエータイの永代供養墓や樹木葬を導入する流れは、以下のとおりです。

  1. 顔合わせ
  2. 2. ヒアリング
  3. 3. プラン提出
  4. 4. 打合せ
  5. 5. 契約・捺印
  6. 6. 申請
  7. 7. 発注・工事
  8. 8. 販売

エータイの永代供養墓や樹木葬に興味を持ち、話を聞いてみたいと考えられた場合は、まずエータイの担当者と寺院経営者様とで、お話する機会を設けさせていただきます。

そこで、寺院経営者様の悩みや将来にむけての希望など、さまざまなお話をお伺いします。

その後、永代供養墓の導入を決められた場合は、あらためてヒアリングを行い、希望に沿ったプランを作成します。そして、打合せを重ねて最終的な合意をした後に、発注や工事を行います。

永代供養墓・樹木葬の見学者の対応や契約手続きも、すべてエータイが行いますので、寺院経営者様の時間を取らせることはありません。

このように、寺院経営者様のご希望に合った永代供養墓・樹木葬の導入ができること、お墓の掃除まですべてエータイに一任できることが大きなメリットといえます。

まとめ

若者が墓参りに行かない背景には、仕事や子育ての忙しさ、お墓の遠さ、管理の大変さなど、現代ならではの事情があります。

また、家族との関係性や供養に対する価値観の変化も、若者が墓参りに行かない要因のひとつと言えます。

しかし、墓参りをしないからといって、故人を大切にしていないというわけではありません。

「お墓の管理は難しいが、きちんと供養したいと」いう希望を持つ人も多く、その結果として永代供養墓や樹木葬など、墓参りの負担を軽減しながらもきちんと供養ができるお墓が選ばれています。

若者をはじめとして、墓参りの習慣がない人も安心して供養を任せられる、永代供養墓や樹木葬を提供することは、現代でさまざまな事情を抱える人に安心感を与えることにもつながります。

エータイでは、初期費用のご負担なく、永代供養墓・樹木葬の導入から運営まですべて一任できます。

エータイの永代供養墓や樹木葬についてくわしく知りたいという方は、ぜひ資料を取り寄せてみてください。
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