廣済寺は、安土桃山時代から435年続く歴史ある古刹で、JR五日市線「東秋留駅」から徒歩10分ほどの場所に位置します。
境内には、地元の名所である「しだれ大桜」や、東京都の文化財にも指定されている「田中丘隅の回向墓」、「お手玉石」と呼ばれる石、北側の一画には「弁財天湧水池」があります。ほかにも厄除け地蔵、水子・子育て地蔵など様々な見所があります。
画家という異色の経歴を経て、平成24年(2012年)より第26世廣済寺住職に就任した、渡邊宗禅住職にお話しをお聞きしました。


永代供養墓・樹木葬導入の背景
地方から東京に出てきてお墓参りに中々行けなくなってしまった方や、最初から東京で生まれ育ってお寺とのご縁がない方もいらっしゃいます。
そのような方々がご両親や大事な人が旅立って逝かれた時に、旅立った方と触れ合う場所として、永代供養墓や自然葬が選択肢になればという想いから、2014年に永代供養墓をご導入いただきました。

自然を感じる、家の庭のような墓域



永代供養墓「寂光」
・合祀(他の方の遺骨と混合して納骨する)プランと骨壷安置(一定期間個別に安置され、後に合祀される「回忌安置型」)のプラン。
・中央にガラス窓の台座を作り、仏様を安置。雨風からの風化を防いでいる。
永代供養付個別墓「寂光五輪塔」「無量光」
・屋外納骨堂タイプのお墓で、骨つぼの状態で個別に納骨されるプラン。
・墓石と墓前の敷石の色味を合わせることで、墓域に馴染むようにデザイン。
永代供養付樹木葬「桜風苑」
・桜の樹木の下に眠れるタイプの樹木葬。
・しだれ桜や松など、既存の景観を崩さないように墓誌立ては別の場所に設置。
永代供養付樹木葬「無量寿」
・緑に囲まれ自然の中で眠れる庭園風の明るく開放的な樹木葬。
・3段の段差をつけることで、どの区画でも墓誌が見えお眠りいただく場所が分かりやすい工夫を施している。
永代供養付個別墓「冥福五輪塔」
・五輪をモチーフにした従来のお墓に近い、戸建ての永代供養付きのお墓。

平澤山廣済寺住職 渡邊宗禅さま
「庭のように親しめるお寺を──廣済寺の永代供養墓は、その想いから生まれました。」
お墓のかたちが多様化する今、永代供養墓や樹木葬は、地域の方に“気軽に訪ねてもらえるお寺”をつくる選択肢になります。
エータイは、ご住職の想いと寺院の環境に合わせたご提案をいたします。